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BAD PAPAの気ままな日々


by hisayuki320
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★ まさかの救命救急センター

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午前中に植え込み用の「チューリップ」の被いを外し
何だか動く気がせず、午後からはゴロゴロしながらの読書タイム
3時をまわった頃、カミさんの尋常でない叫び声がオイラを呼ぶ
あわてて外に飛び出し、カミさんの声がする方へ
脇にハシゴが転がってたから想像がついたが
お袋の説明で柚子の木の枝を落としててハシゴから落ちたとの事を確認した

木と木の植え込みの間に落下したらしく、仰向けで唸っている親父
意識はしっかりしてる様なので皆で植え込みから引きずり出す
座らせていた方が楽みたいなので側にあったビールケースに座らせ後ろから支えてやる
本人は「大丈夫、大丈夫!」と言っているが
外傷らしい外傷は無いが、首筋に腫れもあるし、顔色も蒼白、少し呼吸も「ぜぇぜぇ」してる
たしかに落ちたショックからだけかもしれないが
15年以上を自動車事故や生命、傷害保険等の処理をしてきた経験から
本人の「大丈夫!」が一番あてにならない事は知っている
「医者に連れて行く?」と言うお袋とカミさんに
「駄目だ、救急車を呼べ!」と怒鳴ってた
後ろで「えっ、救急車は119番?」なんて声が聞こえてきたりして
いつもなら笑ってしまうところだが
「119でイイんだよっ!」と再び怒鳴ってしまった

本人が横になりたいと言うので、両脇を抱え縁側まで移動する
しばらくして救急車が到着
昼間なので、救急隊員の他に近所の人達も駆けつけ
庭には人が溢れそう、汗っ!
オイラが親父に付き添い救急車へ
最近の救急車の装備と広さに感心しているうちに病院に到着!
★ まさかの救命救急センター_f0127408_8302269.jpg
東京・多摩ER
救急救命センター!
何か、この名前だけで安心してしまう単純なオイラ(笑)
受付をしているうちに、親父は処置室に入ってしまったので
オイラは待合室でひたすら待つのみ
しばらくしてお袋さんや姉貴達も合流
そして入院となる事と用意する物が看護師さんから伝えられたが
親父の様子はDrが説明するらしく、看護師さんはスグに処置室へ消えて行った

暫らくしてDrから、肋骨が4本折れてる事、それにより肺に穴が開き気胸状態である事
肺から出血があるので、肺から漏れた空気と血液をチューブで抜いている事を説明された

面会できた親父は痛がってはいたが
友人の葬儀やら、知りあいのイベントへの出席の事を気がかりにするぐらいの元気はあり「ホッ!」とした

とりあえずは肋骨も気胸も自然治癒が基本であり
しばらく様子をみる事に

大した事もなく、家族、親族一同、安心したです

年をとってからの高所作業は危険だと皆が認識しているのだが
「自分は大丈夫!」ってヤツなのかねぇ?

年をとったら少し臆病ぐらいの方がイイのかもねっ?

オイラも50過ぎたし、息子が結婚でもしたら素直に息子に従おう・・・・と思う(笑)
by hisayuki320 | 2012-02-24 23:51 | ファミリー